オーディーインターフェース、Audio I/Fとかも言われますが、これがちょっとややこしいところ。
何かっていうと「音の入出力を担当するシステム」のことです。
パソコンの中で計算をするCPU、記録をするハードディスクみたいな感じで役割分担がある中で、パソコンと外部機器を繋いで音に関することを担当するのがオーディオインターフェースだと思って下さい。
このオーディオインターフェース、おそらくお持ちのパソコンに既に搭載されているのですが(パソコンから音が出せるなら搭載されてます)
新たに買うと音質が良くなったり色々な端子を接続出来るようになったりして有利なんです。
例えばEDIROL UA-25は2万円ちょいと多少出費は必要ですがかなりオススメです。

この箱みたいなシステムをUSBでパソコンに繋ぐことでオーディオインターフェースとして使用出来るようになります。
どういう恩恵があるかというとまず
・音質が良くなる
・一般的なパソコンの標準装備の端子よりも豊富な端子が使用可能になる
ということです。
これにマイクを繋いで録音したり、ヘッドホンを繋いで音を聴いたり。
これ自体に何か特別な役割があるわけではなくて、そうやって橋渡しをするだけです。
本格的なものになると5万や10万するものもありますが、このUA-25は2万円程度でも十分な機能を持っているのでオススメ。
UA-25は重要な良い機能を持ってます。
それはリミッターと呼ばれるもので、例えば音声を録音している時「つ」などを発音すると妙に大きい音が入力されて音が歪んでしまうことがあります。
歪んでしまったものは後から修正出来ないので困りもの。
しかしリミッターをONにしておけば急に大きな音が入力されても自動的にレベルを下げてくれるのでよほどのことがない限り音が歪みません。
私も使っていますがUA-25のリミッターはかなり頼もしく、様々な場面で活躍します。
本体がコンパクトかつ頑丈、取り扱いも比較的容易で、エレキギターの録音など多用なものに対応出来る万能戦士。
リミッターがないもののかなりコンパクトでシンプル、1万円程度で買える兄弟製品のUA-1EXも良いと思います。

上記ふたつのEDIROL製品には音声編集ソフトが付属するのもいいところ。
どちらを買うべきかは予算に応じてということで。
YAMAHAからも良いオーディーインターフェースが出ています。
UA-25と同じくらいの値段で、入力端子が豊富なMW10Cなど。

リミッターはありませんが録音しながらの調節などしやすいようになっていて、一台で個人的な「ミキシングスタジオ」を構築出来ます。
USBケーブル一本でパソコンに繋げる手軽さに加え、ドライバーのインストールなど面倒な作業が不要。
同時に複数人の喋りや演奏を録音したい場合などに適しています。
これも十分な機能の音声編集ソフトが付いてきます。
大体これらの製品で、趣味で何かをやるとかいう目的であれば性能的には十分だと思います。
音楽制作やポッドキャスト番組制作に利用出来ます。
他にもオーディーインターフェースは色々ありますが値段は端子の数・機能の規模だったりするので、大掛かりなことをやらないという人は無理して高いものを買う必要はないです。